富士見平小屋を早朝出発しました。昨日に引き続いての登山と初テント泊で中々寝つけなかったメンバーもいて体が重い中でのスタートです。天気は昨日とは違って曇りで、視界は良くありません。
金峰山は1週間前に降雪があり、10本爪以上のアイゼンを推奨する情報もあったので、山小屋でルート情報を入手の上、メンバー全員で軽アイゼンかチェーンスパイクで行けるところまで行ってみることにしました。
最後に登山動画もありますので、ご覧下さい。
途中の大日小屋テント場で朝食休憩をはさみ、そこからすぐに凍結した登山道が現われたので全員で軽アイゼン等を装着しました。
ここから山頂までの道のりはまだまだ遠く、この後どのような残雪及び凍結状況か気にしながら足を進めます。
ようやく稜線までたどりつくことが出来ました。あいにく稜線はガスが発生し遠くまで見渡せませんでした。ただ稜線に出てから続く霧氷がキレイで幻想的な中、山頂を目指すことができました。
その後どうにか山頂まで到着することができました。金峰山を登頂することができるとは思っていなかったため、達成感がすごく、皆感激していました。
山頂は気温が-3℃で風も非常に強かったことから長く居られずに早々に下山を開始します。
富士見平小屋まで戻り、それぞれ昼食にしました。折角なので富士見平小屋で鹿肉ソーセージが入ったカレーや天然きのこうどんをいただくことにしたメンバーも多かったです。
昼食後テントを撤収し、帰りに温泉に寄って帰路につきました。
※今回初日によいことが起こる前兆の「彩雲」を見られたことから、残雪期での日本百名山2座を登頂することができ、また全員ケガもなく無事に下山することができたのかも知れません。
また充実した2日間の登山で参加メンバー全員が確実にステップアップすることでき、自信を持つことが出来ました。
3Dマップです。
ルート図と標高図です。